BBさんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。学生時代には必須の単語力・リーディングと文法の学習法について投稿いただきました。英語の基礎力を養うための鉄板の教材も紹介してくれました。
英語をもう一度一から勉強したいという方は多いでしょう。大人になってから気付くということもあり、何故学生時代にもっとやっておかなかったのだろうと後悔する人もいます。
ここでは、私がやってきた英語の勉強法についてお話します。
リーディングと文法
まずは、いわゆる受験勉強といわれる、リーディングや文法に強くなるための勉強法から紹介します。
英語は沢山の語彙を使って文法を全て組み合わせた長文が読めるようになれば、英語は上達したという証明だと思うので、まずは長文を読めるようにするために、単語力と文法力を徹底的に培いました。
単語はどんな教材でもいいのですが、私はCD付きのものを1冊買って、それを何度も何度もやりこみました。
2冊以上はいらないと思います。
最初の方に覚えた単語は忘れがちになってしまうので、繰り返すことによって定着率が増していきました。
文法の教材
また、文法は高校生が使う「英文法リードA」という教材を愛用していました。

これは解説ページがあり、次に演習があります。
演習はSTEP「A」と「B」があり、「B」の方が応用になっています。
私はまずはとりあえず1周してあらかたの知識を得ようと思ったので、無理して応用に手をつけず、1周目は「A」のみをやって、間違えたところは2回解くことでこれも定着を目指しました。
ただし、この教材は基礎をわかっていないと解説ページは不十分だと感じました。
もしわかりにくければより詳しいワークなしの文法書も並行して使うといいと思います。
長文リーディング
そして語彙力と文法力がついてくると、それを盛り込んだ長文というものが解けてくるのですね。
長文はレベルが6つにわかれている「英語長文レベル別問題集」を使っていました。

これは高校受験レベルから東大受験レベルまであるので、どれかは必ず自分のレベルに合うものが見るかると思います。
私は友達が持っているのを見て、中身を確認し自分が6~7割くらいは解けそうだと思うものを選択しました。
そしてこれも繰り返しやりました。
長文の場合、2回目からとなると日本語訳を読んだ後ということもあるため話の内容を覚えてしまっている部分もありましたが、こういう傾向があるんだなと問題に慣れる意味では効果がありました。
別の文章で似たような構文が使われていたりした時には、きちんと見たことがあるなと覚えていました。
こうして、2回目の得点率を上げていったのです。
まとめ
まとめると、受験英語は語彙力、文法力、そしてそられを結集した長文読解力が必要となってきます。
だからこの3本柱を軸にして、1つが飽きたら別のものを、という風に同じ科目でも分野を変えてやる気を滞らせないようにすることが大切です。
どれか1つでも欠ければ英語ができるようになるとは思えないので、満遍なくレベルアップしていくことが大切だと思います。
これらの基本ができたおかげで後に私は英会話を比較的簡単に習得することができ、海外の大学で1年間勉強して単位をもらえるまでになりました。
ペンネーム:BBさん(24歳・女性・会社員)
英語レベル:IELTS6.5
BBさん、投稿ありがとうございました。
リーディング力を付けたいと思ったBBさん。
まずはその基礎となる語彙力と文法を徹底的に強化しました。
使った教材は、文法では「高校リード問題集 英文法A」、リーディング力アップには「英語長文レベル別問題集」という教材でした。
これら教材は塾や学校の教育現場でも定評のあるまさに鉄板教材ですね。
高校リード問題集の英文法Aと英文法Bは、教開出版が出している問題集で、多くの塾で採用されいてます。(ネットでの販売は行っていないようです。)
英語長文レベル別問題集1~6は東進ブックスが出版する問題集です。同じく進学塾で採用されることが多い教材で、中学2年生レベルのレベル1から始まり、レベル6は東大・慶應・早稲田といった超難関大学に対応できるレベルになっています。
自分のレベルから始められるので、中高生はもちろんですが、社会人なってから英語を勉強する人にもおすすめの教材です。
こちらはネットでも手に入るので、TOEICの長文が苦手という人はこちらの教材を使ってみるのも手かもしれません。
単語力(語彙力)と文法力は、英語の基礎として本当に大事です。
BBさんは、特に奇をてらった学習方法に逃げずに、まずは基礎力をしっかり上げる学習法を貫いて英語力を付けられたようです。
恐らくこの後にリスニングや発音、スピーキングなどのフィジカルな英語トレーニングが必要になったかと思いますが、BBさんのようにしっかりと文法と語彙力を学習した人は上達も早かったはずですね。
上記のようなまさに「勉強」という感じのまじめな文法書や問題集にどうしても苦手意識を感じてしまう人も少なくないと思います。
そういう人には、今はやりのスマホアプリでも文法や語彙力をアップする教材が豊富に登場してきています。
そういうものを上手に使って自分に合ったスタイルで地道に英語力をつけていくといいかもしれませんね。
- 目標:大学受験 | 日常英会話
- 分野:ライティング(書く力) | リーディング(読解力)
- 場所・ツール:教科書・参考書
- 英語学習法:英文法
- 英語レベル:中級
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