祝子さんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。IELTSスコアアップに貢献した勉強法について投稿いただきました。
大学卒業後、英語圏の美大に進学を希望していました。
日中フリーターとして働きながら、夕方から夜にかけて美大予備校での勉強、及び英語学習に励んでいました。
英語圏の美大に留学を希望
やがて志望校が決まったのですが、その大学が外国人留学生に課している英語最低レベルがIELTSで6.0でした。
いちど受けてみると5.5と、一歩足りない状況でした。
私は大学で外国語科ではありませんでしたが、英語文献などを大量に扱う専門分野でしたので、基本的に英語は「できる方」だったと思います。
英語の授業にも積極的に参加し、ネイティブの教授陣と話す機会もたくさんありました。
そこでどこが弱いのかを考えると、やはり会話の部分です。
耳慣れしていないのと、自分の表現力に多様性がないという欠点がありました。
ブリティッシュ・カウンシルのIELTS特化コース
そこで、当時通っていたブリティッシュ・カウンシルと相談し、一般上級クラスに加えてIELTS特化コースを週2回受講することにしました。
(ちなみに、このブリティッシュ・カウンシル京都校は現在は閉鎖され、大阪校に併合されたと聞いています。)
そのコースはほとんど受講する人がおらず、私を含めて生徒2人にネイティブの講師ひとりという理想的な状況でした。
日本語を一切排除した状況で『鍛えられた』感があります。
講師陣はかなり厳しい人も多いので、こちらとしても必死になれました。
その彼らが私に対し一様に言うのは、「表現が甘い」ということでした。
自分が使う所の、語彙や言い回しはさほどバラエティに富む必要はさほどない。
ただ、自分が言いたいこと(説明したいこと)に、もっと一貫性を持たなくてはいけない。
説明している最中に、余計な派生事項についてながなが言及するのは避けなさい、等の非常に実のある教えをもらいました。
これは後年、実際に現地大学でエッセイなどを作成する中でも本当に役に立ちました。(美大ではありましたが、実技以外の部分もたくさんありました。)
大学に合格させるための授業コースと言うより、そこを起点として設定し、その先の世界で学業に取り組んでいくための、確かな基礎をも築かせてくれた所です。
予想以上の英語上達効果
IELTS学習用のテキストブックも、そういった風に作成されているので、将来的に無駄にはなりません。
1時間半の短い時間ではありましたが、集中力をぎんぎんに発揮させて取り組みました。
当時、自分ではさほど効果を感じたわけではないのですが、約1年後に受けた試験では6.0点を取得。
晴れて、入学申し込みに結果を添付することができ、受け入れられて日本出発にいたりました。
英語学校以外での失敗
実は私は、このブリティッシュ・カウンシル以外の授業以外にも何か、自分の英語力を伸ばす手立てはないかと考えてもいました。
京都国際会館の在住外国人交流イベントに行ってみたのですが、現地女性と懇意になりたい下心見え見えな方々に当たって嫌な気分になりやめました。
大阪・梅田にあった英語カフェ(直後につぶれてしまったそうです)に数回通った時期もあるのですが、ネイティブの人はごく少なく、日本人同士で話していても語彙力すら上らない、とこれもやめました。
私の持論ですが、「学校」以外の場所で勉強をしようとしても、さほど効果はないと思います。
それを楽しみにしている趣味程度なら全く問題はないのですが、本当に成績を挙げたい、上達したいと考えるなら、やはり評価の高い・そして月謝もある程度払わなければならない、そういうスクールを探すべきでしょう。
今は無料の便利な学習ツールもありますが、それはあくまでメインの学校で学習した上でのサブツール、という位置にとどめることをおすすめします。
ペンネーム:祝子さん(34歳・女性・在仏で兼業主婦やってます)
英語レベル:IELTS6.0
祝子さん、投稿ありがとうございました。
ブリティッシュ・カウンシル(British Council)は、英語の本家イギリスの公的機関で、講師陣全員が英語教育における国際資格を持っているという、由緒正しい英語教育機関です。
また、英国への留学相談やイギリスでの統一試験(センター試験みたいなもの?)をブリティッシュカウンシルで受けることができるなど、イギリス留学を目指す人にとってはとても役立つ学校となるでしょう。
教室の場所は、飯田橋本校・丸の内校・池袋校です。
- 目標:留学
- 資格・試験:IELTS
- 分野:スピーキング(発話力)
- 場所・ツール:英会話教室
- 英語学習法:実地コミュニケーション
- 英語レベル:中級
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