出版企画、ウェブ制作などのお仕事をされてるJAH Pさんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。600点台まで着実にTOEIC点数アップを図る学習法について投稿いただきました。
英会話とは、文字通り、話し相手と英語で会話することを指します。
英語で会話する相手は、日本人でも構いませんが、日本人以外の方が好ましいと思います。
理由は日本人と英語で話していても、途中で飽きてきたら、だいたい日本語に戻ってしまうからです。
英会話の基本は実践あるのみ、と言いたいところですが、まずは自分の英語力と釣り合いの取れた、もしくは自分のレベルに合わせてくれる相手を見つけることから始めた方が、長続きするでしょう。
ボキャブラリーについて
日本人の大人のほとんどは、6年間は英語の基礎を学んでいるので、特別に語彙を増やす訓練も必要ないかもしれません。
もちろん自分の知っている単語を瞬時にうまく組み合わせて、相手に通じる言葉を喋る訓練は必要だと思います。
相手が早口で喋る場合は、
もっとゆっくり喋ってください。
Could you speak more slowly?
のようなフレーズは必須でしょう。
私はフィリピン人女性と話していて、うまく通じなかった時、相手から again! と言われたことがありますが、分からないままニコニコしているよりは、かなりいい対応だと思いました。
私は、ボキャブラリーを増やすために、とにかくいろんな英語の読み物を読むことから始めました。
最終的に行き着いたのは英字新聞です。
ジャパンタイムスでもニューヨークタイムズでも何でもいいですが、毎日決まった時間に英字新聞を読むことで、ボキャブリーは飛躍的に伸びました。
ボキャブラリーを聞く英語とシンクロさせる
そして読む英語と聞く英語をシンクロさせるために、一番簡単な方法は、英語字幕と日本語字幕の両方ついた英語圏のDVDを鑑賞することでしょう。
最初はディズニーぐらいから始めてもいいと思います。
私が英語を学習していた当時はイングリッシュアドベンチャーという教材が流行っていたので、それも大いに活用しました。
英会話は気負わず話すことが大事
私は初めて本格的に英会話を始めたのは、ニュージーランドにホームステイをした時ですが、その当時は大人の会話に混じるには、会話のスピードが早すぎるのと、こちらのボキャブラー不足でなかなか大変だったので、子供と話すことから始めました。
子供と話すと、気負わず、言いたいことをゆっくり喋っても何の問題もないので、それに慣れたら、だんだん大人と話すことにしました。
それでも最初の三か月はなかなか苦労しました。
英会話と言っても、何も言葉だけではなく、身振り手振り、筆談、絵心のある人は、絵を描いてもいいでしょう。
スマートフォンが発達した現在は、インフォシークやエキサイトのような無料の翻訳アプリもありますので、そういったものをうまく使って、コミュニケーションを成立させることが大事だと思います。(もちろん身振り手振りや、筆談、スマートフォンアプリは、電話では通用しませんね…)
実際話していると、相手の言っていることが100パーセント理解できなくとも、話の文脈や相手の表情から通じることが多いです。
相手が外国人だといっても、気負わず、自分の言いたいことを適切に言うことが、英会話上達の近道でしょう。
もちろん何を喋ってもいい、と言っても、初めての相手と政治宗教について話すのは、避けた方がいいと思います。
日本を一歩出たら、圧倒的に英語の方が通じますので、受験英語はひとまず忘れて、便利な道具だと思って使えば、世界が広がってくるでしょう。
ペンネーム:JAH Pさん(44歳・男性・自営業)
英語レベル:外国生活が長く英語は得意
JAH Pさん、投稿ありがとうございました。
- 目標:日常英会話
- 分野:スピーキング(発話力) | リスニング(聞き取り力)
- 場所・ツール:英字新聞
- 英語学習法:多読
- 英語レベル:中級
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